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コロナウイルス感染状況に関する所感

世界のコロナウイルス感染者数が1.5億人、感染率が世界人口の約2%となりました

コロナウイルスの感染状況に関する所感

1.日本と諸外国のコロナウイルス感染率及び死亡率の比較

               (A)                 (B)    (B)/(A)

国   名

人   口

感染者数/千人

感染%

対日感染率

死亡数/千人

死亡

日本

12,571万人

1,680

1.34

1.0

17.2

1.0

米国

33,000万人

42,300

12.8

9.6

677

1.6

インド

138,000万人

33,500

2.43

1.8

445

1.3

ブラジル

2950万人

21,200

10.1

7.5

591

2.8

米・印・伯計

191,950万人

97,000

5.1

3.8

1,713

1.8

3国の%

25%

44.3%

 

 

37.6%

 

ロシア

14,450万人

7,190

5.0

3.7

195

2.7

スペイン

4,694万人

4,940

10.5

7.8

85.9

1.7

フランス

6,700万人

6,960

10.4

7.8

116

1.7

イギリス

6,665万人

7,470

11.2

8.4

135

1.8

イタリア

6,040万人

4,640

7.7

5.7

130

2.8

スウェーデン

1,023万人

1,140

11.1

8.3

14.8

1.3

クロアチア

406万人

392

9.7

7.2

8.5

2.2

7国計

39,978万人

32,732

8.2

6.1

685.2

2.1

7国%

5.2%

14.9%

 

 

15.1%

 

中国

143,650万人

95.8

0.0067

0.005

4.6

4.8

ベトナム

9,734万人

696

0.72

0.54

17.3

2.5

大韓民国

5,127万人

289

0.56

0.42

2.4

0.8

アジア3国計

158,511万人

1,080.8

0.07

0.05

24.3

2.2

アジア3国%

20.6

0.49%

 

 

0.5%

 

ナイジェリア

296万人

202

0.1

0.07

2.7

1.3

エジプト

9,933万人

298

0.3

0.22

17

5.7

コンゴ

9,788万人

54

0.06

0.04

1.1

2.0

エチオピア

9,659万人

334

0.35

0.26

5.2

1.6

アフリカ4国計

49,476万人

888

0.18

0.13

26.0

2.9

アフリカ4国%

6.4%

0.41%

 

 

0.57%

 

南アフリカ

5,931万人

2,880

4.9

3.7

86.2

3.0

メキシコ

12,893万人

3,570

2.8

2.1

272

7.6

豪州

2,500万人

88.7

0.35

0.26

1.2

1.4

バングラディ・

16,140万人

1,540

0.95

0.71

27.3

1.8

以上計64%

489,950万人

141,460

2.9

2.16

2,852

2.0

他計36%

2850万人

77,540

2.8

2.09

1,698

2.2

世界全体

77億人

219,000

2.8

2.09

4,550

2.1

※令和3920日現在Google統計値による。感染者数は累計値、死亡率は対感染者数による

 上記の簡単な表を見ていただくと、次のような特徴があると言えます。
①米国、インド、ブラジルの人口合計は世界全体の約25(1/4)であるのに対し、コロナウイルス感染者割合は44.3%と人口比の倍になっております。そしてこの3国平均の感染率は5.1%と日本の約4倍となっております。特にアメリカは高く、日本の約10倍となっております。 

②上掲ヨーロッパ7ヵ国の人口合計は世界の5.2%(1/19)であるのに対して、コロナウイルス感染者割合は14.9%と人口比の約3倍となっております。そしてこの7ヵ国平均の感染率は8.2%と日本の約6倍となっております。 

③これに対して、中国、ベトナム、大韓民国3ヵ国の人口合計は世界の約21%(1/5)であるのに対して、感染者割合は僅かに0.49%と人口比の約43分の1と極めて低くなっております。そしてこの3ヵ国平均の感染率は0.07%と日本の20分の1となっております。 

④上掲のアフリカ4ヵ国の人口合計は世界の6.4%(1/16)であるのに対して、コロナウイルス感染者割合は僅かに0.41%と人口比の約16分の1となっております。そしてこの4ヵ国平均の感染率は0.18%と日本の約7分の1となっております。同じアフリカ諸国であっても南アフリカは、近年西ヨーロッパからの移住者が多くなっており、他のアフリカ諸国とは人種構成が異なっております。その結果、コロナウイルス感染率は上記アフリカ4ヵ国平均値の約27倍となっております。 

 この様な大きな格差はなぜ生じているのでしょうか?統計上の誤りなのでしょうか?感染率は世界の地域で大幅な格差があるのに対して、感染者に対する死亡者の割合は、メキシコが7.6%と突出している点を除けば極めて近似値となっております。

2.アジアで感染率の低い要因

 アジアにおいて、コロナウイルス感染率が低いのは、次のような要因があると言われております。①ウイルス自体の要因…欧米とアジアで流行っているウイルスの遺伝子が異なり、症状の出方が違う ②環境的な要因…衛生観念や生活習慣(マスクをする習慣等)、住環境、人口密度、貧富の差、医療
 レベル等の相違

③過去の経験の差…アジアでは過去におけるSARSMERSの経験が生きている
④人側の要因…感染する側の遺伝子的差異による相違。心臓病や糖尿病等の持病があると重症化する

 しかしこれだけでは、上記記載の地域的な感染率の大幅な格差の原因をうまく説明できません。その原因の究明は、これからの研究成果に委ねられることとなります。そして今注目を集めているのが、人側の要因・人の有する遺伝子の違いにより、感染者の症状が重症化するとする学説です。

3.ネアンデルタール人の遺伝子起因説

 ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所のスヴァンテ・ペーボ教授らは、現生人類の遺伝子中に、ネアンデルタール人の遺伝子が受け継がれている事を、昨年930日付英科学誌ネイチャーに掲載し、大きな反響を呼びました。ペーボ教授は昨年5月から沖縄科学技術大学院大学でも兼任しておられます。 

 教授らは第3染色体中の遺伝子が、ネアンデルタール人と現生人類(ホモ・サピエンス)の祖先が約6万年前に交雑して、受け継がれたものだと解明しました。当該遺伝子を持つ人が新型コロナウイルスに感染すると、人工呼吸器を必要とするほど重症化する可能性が、最大で約3倍に増えると述べておられます。

 尚ネアンデルタール人とは、1856年にドイツ・デュッセルドルフ郊外のネアンデル渓谷の洞窟から化石化した骨が発見されたのでそう命名されたそうです。ホモ・サピエンスのホモとは「人」、サピエンスとは「知恵」を意味し、「知恵のある人」を意味するそうです。 

 同教授によると、西ヨーロッパ、南北アメリカ、南アジア、そして南アジアを経由してオーストラリアにおいては、ネアンデルタール人の遺伝子が高率で引き継がれているのに対して、日本を含む東アジア、アフリカではほとんど見られないことが確認されたそうです。同遺伝子を高率で引き継いでいる地域はコロナウイルスへの感染率が高く、同遺伝子を低率で或は全く引き継いでいない地域はコロナウイルスへの感染率が低い可能性を示唆する研究結果となっております。

 この点は、上記「1.日本と諸外国のコロナウイルス感染率と死亡率の比較」表と、下記「スヴァンテ・ペーボ博士によるネアンデルタール人の遺伝子伝播地図」とを見比べていただければかなりの相関性が存する事が見て取れると思います。今後の研究により、当該遺伝子とコロナウイルスへの感染率との関連性が明らかになるのではと期待されます。 

ご興味をお持ちの方は、次の図書をご一読ください。
・「ネアンデルタール人は私たちと交配した」スヴァンテ・ペーボ著、2015年文芸春秋社刊
・「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ著、2016年河出書房新社刊) 

  (スヴァンテ・ペーボ博士によるネアンデルタール人の遺伝子伝播地図)

()およそ50万年前にアフリカ中東部を出たネアンデルタール人は、ヨーロッパや中東地域に分布していたが、それより遅くアフリカを出た現生人類(ホモ・サピエンス)と約6万年前に中東地域で交雑した後、世界に広がっていったとしております。円の中に占める赤い面積の大きな地域ほど、先祖の時代からの定住者がネアンデルタール人の遺伝子を多く引き継いでいるとしております。

4.これまでの主な感染症

 下記の一覧表を見てお解りの通り、今回のコロナウイルス感染症は、丁度100年前に発生したスペイン風邪ほどではないが、その他の感染症とほぼ同様のパンデミックとなっている事は一目瞭然です。その全てが数年のうちに終息しておりますので、今回のコロナウイルウイルスも、数年のうちに終息する事が期待されます。

病名

発生年

世界人口

感染者数()

死亡者数()

ウイルス名

ロシア風邪

1889~1894

15

1百万人

H1N1亜型・A型インフルエンザ

スペイン風邪

1918~1920

18

5億(28

50百万人(10)

アジア風邪

1957~1958

28

2百万人

H2N2亜型・A型インフルエンザ

香港風邪

1968~1969

32

1百万人

H3N2亜型・A型インフルエンザ

COVID-19

2019~

77

219百万人(2.8)

4.6百万人(2.1)

SARS-CoV-2・新型コロナウイルス

・スペイン風邪の本当の発信源は、アメリカ・カンザス州の陸軍施設からだったそうですか  
 ら、本来はアメリカ風邪と呼ぶべきだったかもしれません

COVID-19とはcoronavirus disease 20192019年に発生した新型コロナウイルス感染
 症)を略した言葉だそうです

 ・上記の感染者数等は今回の感染症を除き、正確な統計値が存在せず専門家による推計によ
  ります

                                        以上

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