平成29年「印西産業まつり」に参加しました

平成29年「印西産業祭り」会場風景

　印西市の産業をアピールする毎年恒例の「印西産業まつり」が、平成29年もBIG HOPガーデンモールにて開催されました。印西市で生産される農産物・畜産物・商工業製品を皆さんに紹介して販売促進に結び付けると共に、理容・医療・その他のサービス産業の振興にも一役買っております。印西市地域住民のみならず市外から訪れた皆様にも印西の産業をアピールするための貴重な場として毎年開催されております。会場内では、子供から高齢者まで楽しめる多くのイベントも用意されており、会場内のあちこちから楽しそうな笑い声が聞こえておりました。

　今年は印西市市制施行21周年に当たります。東洋経済新報社が平成5年より実施している「住みよさランキング」では、印西市は平成24年から平成29年まで6年連続日本一に輝いております。この「住みよさランキング」とは東洋経済新報社が、中央省庁が発表する公的統計データから、「安心度」、「利便度」、「快適度」、「裕福度」、「住居水準充実度」の5項目で評価した結果だそうです。因みに平成29年度同ランキング2位は富山県砺波市、3位は愛知県長久手市となっております。

　当日は9時30分頃に、いんざい産業まつり運営本部前に参加団体代表者が集合して、平成28年7月の市長選で2期目の当選を果たした板倉町長の開会の言葉や、瀧田県会議員のお祝いの言葉を拝聴した後、10時から産業祭りが賑やかに開催されました。

　千葉県社会保険労務士会船橋支部では、例年当産業祭りに出店して参りました。今年も年金や労働問題を筆頭に多くの相談が寄せられましたが、昨年度とは異なり、マイナンバーやセクハラ等のトピック的な相談はかなり減った感じを受けました。ベテランの社労士の先生方による的確なアドバイスに対して、相談者の皆様からは大いなる感謝のお言葉が寄せられました。昨年度はすぐ隣に、千葉県習志野駐屯地の自衛隊リクルートのブースがあり、宣伝用に軽装甲車が設置されており、我々社労士会の相談ブースが若干陰に隠れてしまっておりました。今年は印西市の運営委員会側に申入れをして場所を変更してもらったために、この様な不具合は無くなりました。

日時：平成29年11月4日(土)午前10:00～午後3:00
場所：北総線印西牧の原駅傍、「BIG HOPガーデンモール」内にて
参加団体：印西市在住各種農・商工団体等62団体

当日の雰囲気等

　10月に開催された「鎌ヶ谷市民祭り」、「浦安市民祭り」、「白井ふるさと祭り」の何れも、季節外れの台風の余波で日程が短縮されたために開催が危ぶまれましたが、「いんざい産業まつり」では、天気予報通りの秋晴の快晴となりました。その割には相談件数が例年よりも若干少く、ご協力いただいた社労士の先生方には若干手持無沙汰な1日となりました。当日の雰囲気について、今年初めて参加された紅一点の谷岡仁美会員の、船橋支部報へ寄稿の感想文を掲載させていただきます。

(協力会員：谷岡仁美様の支部報への寄稿文)
　秋も深まった平成29年11月4日(土)、週末の度に台風や大雨を心配した先月とは打って変わり、最高の気候の元でいんざい産業まつりが開催され、会場のBIGHOPは大変な賑わいでした。9月入会の私は、初めての相談会参加。不安と緊張の中、「慣れない社労士法被」姿で早速相談ブースに座らせていただく特権を拝命。諸先輩先生方のお話を間近で伺い、自らが相談を受けた際はさりげなくフォローいただき、また心のこもった差入も頂戴し(ご馳走様でした)、皆様への感謝の気持ちで一杯の一日でした。昨年は自衛隊の装甲車の陰に隠れていたブース、今年は視界良好ながら相談件数は17件と少々少なめでしたが無事終了。私も早く「社労士法被に相応しい」社労士になりたい！です。

相談内容等

　相談会には、千葉県社労士会船橋支部所属の次の1３名の社労士の先生方(主として印西市在住の皆様)が、ご多忙中にも係らずはせ参じてくださいました。昨年は10名でしたから、今年は3名増えて相談を受ける側としてはかなり余裕がありました。心より御礼申し上げたいと思います。お名前は次の通りとなっております(順不同)。

新井先生、荒木先生、板橋先生、伊藤先生、大島先生、神沢先生、小島先生、小杉先生、竹中先生、谷岡先生、鶴田先生、前田先生、佐野(当方－地区責任者) ・・・計13名

相談内容は次のようなテーマが多く寄せられました。
①年金問題
　男性については、団塊の世代はもうほとんど年金の受給を開始しており、配偶者である奥様
　達がこれから年金を受給する年代となる方が多く、奥様方からの相談が多いように感じまし
　た。健康上の理由から、65歳からの年金を60歳に繰り上げて受給したいといった相談もいく
　つか寄せられておりました。

②遺族(厚生)年金について
　夫婦で訪れた方の中には、旦那様の年金定期便等の資料を持ってきて、将来の奥様に対する
　遺族年金がどれぐらいになるのか具体的な計算をして欲しいと言った、要望もありました。

③年金受給手続きについて
　年金を受給するに当たり持参する書類を提示してほしい

④労働問題等について
　長年勤めた会社を解雇されそうになっている。極めて理不尽で納得がいかない。公的な機関に対する訴えを含めて、対処法を教えてほしい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上